同性愛ナビ

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同性愛者を取り巻く環境

いじめ

同性愛者に対するいじめというのも、問題視するべきだと思います。具体的には、どのようないじめがあるのでしょうか。これから述べることは、アメリカで実際にあった話です。ある男性同性愛者の大学寮の部屋に盗撮用のカメラがセットされ、その男性が男性と性的関係をもったときの映像をインターネット上に放送したというのです。

カメラをセットしたのは、男性同性愛者のルームメイトでした。その男性同性愛者は、後に自殺しました。 この話を聞いて、どのように感じるでしょうか。確かに、この事件はたいへん痛ましいものです。誰でも、カメラを設置し、その映像をインターネット上で放送した人を許そうとは思わないでしょう。

しかし、このような事態が自分の身近なところで発生した場合であっても、同じ感想をもてるでしょうか。心のどこかで、対岸の火事であるかのように、他人のふりをしたりしないでしょうか。

人はそれを偽善といいます。同性愛者に対するいじめは、気付けば近くにあるものだと思います。なぜなら、同性愛者は人口のうちの約5から10パーセントも存在しているからです。

マイノリティに対する差別や偏見というのは、相当に根が深いものが多いです。多数派を形成されると、少数派は意見を主張することが難しくなります。そうすると、ますます多数が幅を利かせるようになります。ここで恐ろしいのが、多数派がいつも必ずしも正しいというわけではないということです。マイノリティの価値観を認められるほどに大きな器を持つことが、多数派に求められることではないでしょうか。

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