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同性愛の歴史

日本史

日本において同性愛の歴史は古く、一説には今から約1400年前の飛鳥時代から同性愛は存在していたという話もあります。江戸時代に書かれた本には、今から1200年ほど前の平安時代に空海が唐から同性愛の文化を持って帰ってきたという記述があります。

ただ、この時代の同性愛は、いわゆる少年愛であり、現在の同性愛とは異なるものであるということも注意していただきたいところです。

さらに時代が進んで戦国時代になると、有名なところでは織田信長と森蘭丸の間に関係がありました。割とこの話はメジャーであり、歴史が苦手な方でもこのことをご存じの方は多いと思います。しかし、豊臣秀吉や徳川家康も男性を愛していたといわれると、驚かれるのではないでしょうか。この時代においてもまだ、少年愛が主流です。殿様が少年を囲うというのは、いわばよくある光景だったのです。

ここまで読んできて気づかれることがあると思います。それは、武士の時代、すなわち江戸時代が終わるまでは、同性愛というのは何ら偏見の対象ではなかったということです。そして明治時代になり、外国の文化がどんどん入ってくるようになります。なかでも、キリスト教の性愛観は同性愛をタブー視するものでした。これが大正時代に根付き、日本において同性愛は正常ではないという価値観が生まれました。

現在、同性愛について、徐々に理解をしてきているように感じますが、まだまだギャップはあります。しかし、ひとたび振り返ってみれば、日本で同性愛が正常でないといわれはじめたのはわずか100年前からです。正しい歴史を知ることが、同性愛に対する差別や偏見をなくす第一歩になると思います。

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